« でんぱちへ | トップページ | 休漁宣言 »

2009年6月18日 (木)

でんぱち堀

それは、じぇっ太がその釣堀の主と呼ばれる竹やんに誘われて、お師匠さんと出かけた時の事じぇった。

その十二番筏では、先日の大きな釣り大会で優勝したかわ村名人や、何時もは隣の釣堀で活躍のささ風どんも一緒じゃった。

じぇっ太 「名人と主がおるけぇ~わし等の分け前は少ないかもしれんなぁ~」

お師匠 「わしは二十日にも行くけ~、そんなに釣れんでよか」

じぇっ太 「何とも欲のないこっちゃな~」

最初に竿を曲げとったんは、竹やんじゃった。「青です」言うて上がってきたんは、キジハタじゃったかの~

その竹やん、なんとも不思議な練り餌を持っておった。それは、緑色をしたメロン味の練り餌だそうな。しかし、その餌で釣れる光景を目にしたものは、終始誰もいなかったようじゃ。

かわ村名人は相変わらずの青狙いじゃ。3匹の金魚で、きっちりカンパチを三本かけておった。目の付け所がシャープじゃのぉ~ この日金魚を持っておったんは名人だけじゃった。

ささ風どんは、のほほんと竿を垂れておったが、いつの間にやら十三匹も釣っておったそうな。

気を吐いたのは師匠じゃった。最初はウキ釣りでばらしもあったが、いつのまにやら脈釣り竿に持ち替えて、道糸を引っ張りだしては、手で持った餌を遠くに投げ込み、餌の重みで落とし込む。

糸が落ちきらん時にはイサキがかかり、ササミやイワシで青物を三本釣りあげ、アオイソメで鯛の数を稼ぎ、あっというまのツ抜けじゃった。

お師匠 「今日はワシの日じゃ~」

じぇっ太 「何とも欲のないこっちゃな~」

じぇっ太は暇を持て余し、そんな光景をぼんやりと眺めて過ごしたそうな。

めでたし~、めでたし~、めで鯛しぃ~

|

« でんぱちへ | トップページ | 休漁宣言 »

海上釣堀釣行記」カテゴリの記事

コメント

のほほんと生け簀を覗いていたら鯛がウロウロ…(^O^)
「もしもし鯛君、アカムシ君でも召し上がれ〜」と遊んでいたらあら!いつの間にか13匹になってましたぁヨ〜(^^ゞアハッ

投稿: ささ風 | 2009年6月18日 (木) 15時24分

ささ風さん、お付き合いいただき誠にありがとうございます。

鯛は見釣りだったとさ~

投稿: じぇっ太 | 2009年6月18日 (木) 19時41分

ささ風どんから 「竹やん、あっちのコーナーにグレが湧いて みなの衆が釣りができんと、こまっとるさ、なんとかしてけれ」

竹やん 「あい分かった グレ退治に出向くとしよう」 腰に 緑色の団子をぶら下げ、それそれと グレへ立ち向かう。

ささ風どん「おー あれほどいたグレがちりじりに、見えなくなった。 おかげでダース抜けできました。」

チャンピオン「うろうろせんと 魚釣りしたら。 時間無いでー」


竹やん「あれ、時間もないけど 魚もいない。 チャンピオンー 後生です。お魚をー」

 こんなんでいいですか。  

投稿: take | 2009年6月19日 (金) 00時33分

TAKEどんまでありがとうございます。

物語は「鬼退治」ならぬ「グレ退治」に・・・緑の団子はグレ退治の為だったとさ~

投稿: ジェッター | 2009年6月19日 (金) 07時48分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/523243/45376024

この記事へのトラックバック一覧です: でんぱち堀:

« でんぱちへ | トップページ | 休漁宣言 »